2009年7月29日水曜日

ギルド D50 サイドジャック穴埋め

サイドジャックの穴を埋める修理です。

似たような木があればよいのですが・・


裏からさわって、面一になっているか確かめます。


パッチと共に埋め木を接着します。



筆で、埋め木部分のみに塗装してくれといわれましたので、そのようにします・・・

薄く色を塗っていきますが、塗る前に、埋め木を塗装の厚み分削っておきます。
そうすれば、塗装後に埋め木が盛り上がってしまうこともありません。




着色、クリアーを塗りまして、磨いて・・・

こんな感じで仕上がりです。一番よい角度から撮っていますので、向きを変えれば
埋めた後はわかります。



2009年7月21日火曜日

タコマ 塗装剥離 No.2

塗装が完了し、ブリッジを貼ります。

タコマの場合は、当て木を工夫します。










キレイになりました。





2009年7月19日日曜日

タコマ 塗装剥離 No.1

タコマの塗装剥離です。以前当工房で、横板と裏板を塗り替えたものです。

今回は表板と、ネックの塗り替えです。


剥がれています。ピラピラしている部分は簡単に剥がれますが、そうでない部分もあります。



塗装が浮いています。


ブリッジが剥がれた状態で到着しました。まずは、表の塗装を剥がします。



ヘッド 部分、ロゴはアイボロイドでしょうか・・・


made in U.S.Aが消えないように気をつけます。


ネック裏も剥がしました。

2009年7月6日月曜日

マンドリン 表板 傷修理

表板の傷です。

一度接着剤を入れた後があります。が、へらが入ります・・


大きく、深い凹みなので、肉痩せしないエポキシパテを使います。

パテを盛る前に、アロンアルファを塗っておくと、食いつきがよいです。
ポロッと取れてしまうこともありません。



乾いたら、着色してしまいます。かなり低予算ですので・・ よく見ると、パーフリング部に色がはみ出ているじゃないか!と思われるかもしれませんが、オリジナル状態ではみ出ていましたのでそのままです。
削ると白くなってしまうので。

クリアーを薄めに部分的に吹きます。境目の処理がポイントです。厚く塗ると失敗します。



色の部分は少し濃くなりますが、こんな感じで終了です。範囲によりますが、8400~21000円です。