2012年10月27日土曜日

Gibson レスポール スタンダード ネックヒビ 修理

 レスポールをお預かりしました。(S様どうもありがとうございました。)
 良くある折れ方です。
 6弦のペグホールまで折れています。
 割れがほとんど開かないので、接着剤を奥まで入れるのに工夫します。
 少し割れを開いた状態です。実際に接着するときはもっと開いてきっちり奥まで接着剤を入れますが、写真を撮り忘れました。
 接着後です。
 今回の修理は、患部の木地まで出さずにそのまま上から塗装する修理ですので、軽くサンディングします。
 下地、クリアーと塗装して、磨きました。角度によっては割れ痕がわかります。


 弦を張って数日様子を見て完成です!
どうもありがとうございました。

朝倉宏泰

2012年10月25日木曜日

Kelii ウクレレ ブリッジ剥がれ修理

 ケリーウクレレをお預かりしました。(M様ありがとうございました。)

 ブリッジがはがれています。少し表板も犠牲になっています。
 ブリッジ側に残った表板の破片。
剥がしました。

 
 
破片を元に戻しておきます。

 Keliiのウクレレはブレーシングが3本入っておりましたので、またぐように当木を作ります。
手は入らないし、中も見づらいので、当て木を作るのはなかなか難しいです。
 ブリッジ、表板のゆがみがありましたので、チョークやカーボン紙を使ってあわせます。
 これは接着中の写真です。
完成です。
ありがとうございました。

朝倉宏泰

2012年10月10日水曜日

サイモン&パトリック ブリッジ剥がれ 修理

 Simon&Patricをお預かりしました。
はがれて前にずれてきています。
 
 ブリッジをはがしてみると、このギターもブリッジの下に塗装を残したまま接着されていました。
この方法ですとすぐに剥がれると思います。きれいに仕上げるには有効な方法なのでしょうが・・・

 きっちりブリッジの領域の木地を出しておきます。
 接着しなおして完成です。
ブリッジの下に塗装を残す接着法だと、新品なのにブリッジが剥がれているものも非常に多いです。

よろしくお願いいたします。

朝倉宏泰

2012年10月7日日曜日

Gibson レスポールスタンダード 修理 2

ぼかし塗装の途中の写真です。
 バインディングの色もつけました。
 木目を消さずに、以前の塗装とはがれてしまった部分の境目を消すのは難しいです。

 フレットの頭を丸くします。フレットの頭にマジックで色をつけてから作業すればわかりやすいです。左半分は作業していません。右半分は丸くしているところです。
 このギターはなぜか、フレットの両端だけ極端に低いので、端の方はそれほど丸く出来ませんでした。
 ナットを交換しました。

 角度によっては埋め木あとがはっきりわかってしまいますが・・
 上のほうから見るとそれほどわかりません。
ヘッド裏の写真はありませんでした・・・・そして完成です。
I様はクラシックギター奏者でもあるので、ギターの試奏もしてもらいました。

修理のご依頼、どうもありがとうございました。

前の行程→ http://asakurakobo.blogspot.jp/2012/10/gibson-1.html

朝倉宏泰

2012年10月5日金曜日

Gibson レスポールスタンダード 修理 1

 レスポールスタンダードをお預かりしました。(I様どうもありがとうございました。)
 ナットを交換して、ナット溝も綺麗にします。
 ネック裏は、塗装が剥げてしまっている部分がありますので、木地のでこぼこをサンディングでならしてから、部分塗装します。
 ナット溝の下、5ミリくらいまでパテでしょうか、詰まっています。
 低音側。これを取り除いて、最小限の修理で、端の見える部分だけに埋め木します。
 こちらはフレットです。弦と触れる頂点が平らになっていますので、点接触するように丸めます。
 ナットをはずして、溝のパテなどを取り除きます。わかりにくいですが、1フレットから2フレット辺りまで、バインディングの色が剥げているので、そこも塗装します。
 指板のエンド部分などに詰まっているものもとりました。ここは埋めないといけません。
 埋めて綺麗にしてから・・・
 ナットの下部分の端だけに埋め木しました。
 こちらの写真は、埋めたのが良くわかります。
そして、ネック裏を慣らします。色が濃い部分がサンドペーパーが当たらないところです。
あまり削れませんので、うまく説明できませんが、触ってみて不自然でないように仕上げます。

こちらに続きます→ http://asakurakobo.blogspot.jp/2012/10/gibson-2.html

朝倉宏泰