野上アルトギターをお預かりいたしました。(ツジヤマ様 どうもありがとうございました。)
指板がはがれてしまったということでしたが、全体的にチェックしたところ、ブレーシング剥がれや割れなど、修理したほうが良いところがたくさんありました。フレットも部分的にかなり減っていますので交換いたします。
指板の剥がれ・・・
裏板を軽く叩いてみて、ブレーシングが外れているのがわかりましたので、まずはボディ内部を綺麗にします。
こちらは表板の割れです。段差が付いてしまっています。最小限で割れ止めを貼り、段差をなくします。
埃をキレイニしたら、はがれている部分をチェックしていきますが、すべてのブレーシングがはがれておりました。
続きます。
朝倉宏泰
2013年5月31日金曜日
2013年5月24日金曜日
Gibson LesPaul スタンダード ネック折れ、ヘッド折れ、修理
珍しいP-90が搭載されたスタンダードをお預かりしました。(S様どうもありがとうございました。)
倒してしまったそうです。デカールもあり、見た目も気にされないということですので、色が剥げたところを筆で簡単に塗って、接着と下地塗装、クリアーで仕上げました。
側面、写真ですと1弦のペグの左下が、複雑に折れています。
途中の写真がありませんでした・・・接着して、塗装もしたところです。
角度によっては、折れ痕はわかります。
元の塗装を剥がさないと、経年で少し痕が出てきますが、見た目気にされないのであれば、比較的安価に出来ます。
どうもありがとうございました。
よろしくお願いいたします。
朝倉宏泰
倒してしまったそうです。デカールもあり、見た目も気にされないということですので、色が剥げたところを筆で簡単に塗って、接着と下地塗装、クリアーで仕上げました。
側面、写真ですと1弦のペグの左下が、複雑に折れています。
途中の写真がありませんでした・・・接着して、塗装もしたところです。
角度によっては、折れ痕はわかります。
元の塗装を剥がさないと、経年で少し痕が出てきますが、見た目気にされないのであれば、比較的安価に出来ます。
どうもありがとうございました。
よろしくお願いいたします。
朝倉宏泰
2013年5月23日木曜日
Cat's Eye's CE-1500 ブリッジ修理
Cat's Eye'sをお預かりしました。(H様どうもありがとうございました。)
ブリッジがはがれていたということでした。一見ぴったり付いているように見えますが・・・
ヘラがスッと入ります。一度はがしてから貼り直します。
剥がしました。やはり塗膜が少し残っております。
左側に見える、塗膜と木地の境目にある白いものは、マスキングテープです。少し残ったままブリッジを貼っていたようです。
ブリッジの領域の塗膜をきっちりと剥がしました。ブリッジの下面とチョークやカーボン紙を使い、カーヴをあわせます。
接着して完成です。最初の写真とあまり代わり映えしませんが・・・
綺麗に剥がれましたので、早く綺麗に修理できました!
どうもありがとうございました。 朝倉宏泰
ブリッジがはがれていたということでした。一見ぴったり付いているように見えますが・・・
ヘラがスッと入ります。一度はがしてから貼り直します。
剥がしました。やはり塗膜が少し残っております。
左側に見える、塗膜と木地の境目にある白いものは、マスキングテープです。少し残ったままブリッジを貼っていたようです。
ブリッジの領域の塗膜をきっちりと剥がしました。ブリッジの下面とチョークやカーボン紙を使い、カーヴをあわせます。
接着して完成です。最初の写真とあまり代わり映えしませんが・・・
綺麗に剥がれましたので、早く綺麗に修理できました!
どうもありがとうございました。 朝倉宏泰
2013年5月21日火曜日
EastStart Classic Guitar 修理 調整
630mmスケールギターをお預かりしました。(S様どうもありがとうございました。)
指板の幅に対して弦間が広すぎて1弦が落ちやすいので、ナット交換します。
フレットの端を斜めにしすぎるのも原因です。
サドル溝がガタガタでサドルもきっちり収まっていません。溝の修正とサドル交換いたします。
ナットを取り外しました。
溝を綺麗にしました。
オイル漬けの牛骨を使用しました。
上が元々付いていたナットです。
フレットの端に余裕が出来ました。
6弦側は弦が落ちることはほとんどありませんので、気持ち内側だけにしました。
サドル溝です。底面と後ろ側がガタガタです。
一度溝をさらってから、ローズウッドで埋めました。
切り直した所・・・・
きっちりサドルがはまりました。
弦を張って完成です。修理のご依頼どうもありがとうございました!
朝倉宏泰
指板の幅に対して弦間が広すぎて1弦が落ちやすいので、ナット交換します。
フレットの端を斜めにしすぎるのも原因です。
サドル溝がガタガタでサドルもきっちり収まっていません。溝の修正とサドル交換いたします。
ナットを取り外しました。
溝を綺麗にしました。
オイル漬けの牛骨を使用しました。
上が元々付いていたナットです。
フレットの端に余裕が出来ました。
6弦側は弦が落ちることはほとんどありませんので、気持ち内側だけにしました。
サドル溝です。底面と後ろ側がガタガタです。
一度溝をさらってから、ローズウッドで埋めました。
切り直した所・・・・
きっちりサドルがはまりました。
弦を張って完成です。修理のご依頼どうもありがとうございました!
朝倉宏泰
2013年5月8日水曜日
ジジョルジョ 1970年 修理調整 Part3
http://asakurakobo.blogspot.jp/2013/05/1970part2.html こちらの続きです。
プラスティックのナットを牛骨に交換します。
溝に合わせた写真がありませんでした・・・
磨いて仕上げたところ、上が元のナットです。
プイラスチックサドルも、幅や厚みなどが溝と合っていないので交換いたします。
うまく撮れていませんが、サドル溝を少し綺麗にしてからはめ込みました。
弦高を下げるためにブリッジの底を薄くして、さらにサドル高もいっぱいまで下げました。
フレットがはみ出ています。
このフレットは、フレットタングが左に寄っています・・・ 赤丸、右側がフレットの端を丸めた状態・・・
フレットの端が丸くなっているのがわかるでしょうか。
あまり写真がうまく撮れませんでした・・・ 弦を張って完成です。このギターは、ジョアンジルベルトが、タヘガの前に使用していたギターだそうです。
http://asakurakobo.blogspot.jp/2013/05/1970part1.html ←パート1
http://asakurakobo.blogspot.jp/2013/05/1970part2.html ←パート2
このたびは修理のご依頼どうもありがとうございました。
朝倉宏泰
プラスティックのナットを牛骨に交換します。
溝に合わせた写真がありませんでした・・・
磨いて仕上げたところ、上が元のナットです。
プイラスチックサドルも、幅や厚みなどが溝と合っていないので交換いたします。
うまく撮れていませんが、サドル溝を少し綺麗にしてからはめ込みました。
弦高を下げるためにブリッジの底を薄くして、さらにサドル高もいっぱいまで下げました。
フレットがはみ出ています。
このフレットは、フレットタングが左に寄っています・・・ 赤丸、右側がフレットの端を丸めた状態・・・
フレットの端が丸くなっているのがわかるでしょうか。
あまり写真がうまく撮れませんでした・・・ 弦を張って完成です。このギターは、ジョアンジルベルトが、タヘガの前に使用していたギターだそうです。
http://asakurakobo.blogspot.jp/2013/05/1970part1.html ←パート1
http://asakurakobo.blogspot.jp/2013/05/1970part2.html ←パート2
このたびは修理のご依頼どうもありがとうございました。
朝倉宏泰
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