http://asakurakobo.blogspot.jp/2013/06/part2.html こちらの続きです。
肩の割れを接着しているところです。最小限で接着のみです。
指板を接着するのですが、このギターは仕込み角度が悪く、そのまま指板を接着した場合、サドルを命一杯下げても、弦高が高すぎになってしまいます。そこで、ドイツ式なのでネックリセットしたいところですが、ここはエボニーか、マホガニーの薄板を敷くことにしました。
相談の結果、 マホガニーを選びました。
ハイポジションは、セミレイズドフィンガーボードに見えなくもないです・・・
接着後、指板調整。指板に割れが何箇所かありましたが、埋めておきました。
フレットを打って、仕上げたところです。フレットの端を丸くするのですが、うまく写真に撮れません。
19フレットは、足を切っておくと綺麗に見えるとおもいます。この写真では見えませんね・・・
サドルです。弦高が高かったのでしょう、命一杯下げてあります。そしてブカブカです。
紙で調整しておりましたが、ここは少し溝を均してサドル交換もしました。
きっちり入っています。そしてサドルも少し出すことが出来ました。
指板横は、最小限で塗装などはしておりません。
弦高調整、アルトギター用の弦を張って、ナット溝を成型して完成です。
このアルトギターは、岩手県を中心にライブ活動しております、ツジヤマガク様の所有です。
ツジヤマガク様のブログはこちら
http://gakugakugaku.jugem.jp/
こちらは、ツジヤマウクレレ教室です。
http://ukuleletime.jugem.jp/
野上アルトギター修理記事
http://asakurakobo.blogspot.jp/2013/06/part2.html ←パート2
http://asakurakobo.blogspot.jp/2013/05/part.html ←パート1
修理のご依頼どうもありがとうございました。
朝倉宏泰
2013年6月9日日曜日
2013年6月3日月曜日
野上三郎 アルトギター 修理調整 Part2
http://asakurakobo.blogspot.jp/2013/05/part.html こちらの続きです。
ブレーシング横にマスキングテープを貼り、すべてのブレーシングを接着します。
奥のほうのブレーシング接着は、写真がうまく取れませんでした。外からも軽くクランプします。
裏板のアールに注意します。
表板の割れです。段差がついてしまっています。割れの接着と、裏から当て木しました。
クランプしている内部の画像
外側・・・
1枚目貼れました。
2枚目です。
2枚目の接着、ズレルことなく貼ることができました。
こちらは、裏板の剥がれです。1番外側の黄色いパーフリングとバインディングの間が浮いています。中からヘラを入れてみたら、案の定ライニングも外れていましたので接着します。
白く見えるのがボンドです。横板の開きがなかったので、上下のクランプだけで済みました。
接着中です。
こちらは、指板をはがしたところです。
野上ギターはドイツ式でした。
まだ続きます。よろしくお願いいたします。
http://asakurakobo.blogspot.jp/2013/05/part.html ← パート1
ブレーシング横にマスキングテープを貼り、すべてのブレーシングを接着します。
奥のほうのブレーシング接着は、写真がうまく取れませんでした。外からも軽くクランプします。
裏板のアールに注意します。
表板の割れです。段差がついてしまっています。割れの接着と、裏から当て木しました。
クランプしている内部の画像
外側・・・
1枚目貼れました。
2枚目です。
2枚目の接着、ズレルことなく貼ることができました。
こちらは、裏板の剥がれです。1番外側の黄色いパーフリングとバインディングの間が浮いています。中からヘラを入れてみたら、案の定ライニングも外れていましたので接着します。
白く見えるのがボンドです。横板の開きがなかったので、上下のクランプだけで済みました。
接着中です。
こちらは、指板をはがしたところです。
野上ギターはドイツ式でした。
まだ続きます。よろしくお願いいたします。
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