2017年9月27日水曜日

名古屋ギターフェスティバル 2017


楽しみにしてくれている方がおられるのに、更新が滞ってしまい申し訳ありません。
9月2日のことですが、名古屋宗次ホールで行われた、名古屋ギターフェスティバルに行ってきました!
名古屋発上陸でしたが、栄は表参道のような雰囲気で、とても良いところでした。
 フェスティバルでは、主催者でもある生田直基さん。去年の年末に完成したばかりのラジアルブレーシングギターでの演奏、ホールいっぱいに響き渡る太く素晴らしい高音を聞かせてくれました! 自分が製作したギターが、響きの良いホールでどのように鳴るかは、とても勉強になります。トップバッターのブラーヴォさん、愛知大学クラシックギター部の有志、アレクサンドルさん、伊藤さん、高須さんNGQ演奏もとてもよかったです。


     第1部 娘も楽しみにしていた生田さんのソロ。格好良かったです!

 第2部は、松尾さんの演奏と日本初上陸のガブリエルビアンコでした。
グレッグスモールマンは私が目指しているギターなのですが、音量がすさまじく、ガブリエルの弾き方もあるのでしょうけど、各弦太いのに分離も良く、特にオートゥイユの夜会で、1弦解放から始まるサビのメロディーでの音が大砲のように野太く、ホールいっぱいまで響いていてとても印象的でした。音色の変化も素晴らしく、言葉で表すのは難しいですが、YoutubeやDVDで見るよりもさらに素晴らしかったです!! 

 そして、ホワイエでは、朝倉ギターの展示をさせていただきました!生田さん使用のダブルトップと持参したラティスブレーシング(レッドゲートスタイル)、そして第2部では、来場者の方に第1部で使用したばかりのラジアルブレーシングと3本のギターの試奏をしていただきました。来場者からは、ギターの構造に関する質問が多かったですが、こちらもとても参考になる意見もいただいたりして、とても勉強になりました! 今思えばスモールマンモデルのラティスも持っていけば良かったと思いました。
 山陰ギターコンクールを朝倉ダブルトップで優勝したアレクサンドルさんと・・
主催者でもある、生田直基さん、そして世界一セクシーなギタリスト、ガブリエルビアンコと・・

宗次ホールのスタッフも素敵な方ばかりでした。それにしても、ガブリエルビアンコの衝撃は忘れられません。 ビアンコのような音が出れば良いなと思い、今度はハカランダでスモールマンモデルの製作をはじめます! このような機会をいただき本当にありがとうございました!!    FaceBookでは、ギターの製作過程が見られます。 朝倉宏泰