2010年11月20日土曜日

K.ヤイリ 表割れ修理

K、ヤイリの修理ご依頼いただきました。(P.H様いつもありがとうございます)表割れ
修理後の写真です。段差があり表板とライニングも外れていました。

早かったので、接着のみの修理でも綺麗に治りました。ほとんどわかりません。


P.H様と一緒にボサノヴァギタリスト、荒木俊彦氏もいらっしゃいました。ありがとうございます!

荒木氏ブログはこちら。



修理ご依頼ありがとうございました。


朝倉宏泰

2010年11月16日火曜日

ギター (カーボン&バルサ、ラティスブレーシング)

アームレストを装着しました。まだ磨いていません。


サドルを製作しました。


これから、ピックガード、ナット、弦高の調整などあります・・


朝倉宏泰



2010年11月15日月曜日

ギター (カーボン&バルサ、ラティスブレーシング)

ペグに飾りを入れます。牛骨です。


接着しました。



PEGHEDSの取り付けは非常に難しいです。




朝倉宏泰


2010年11月13日土曜日

カバキーニョ 修理

カバキーニョの修理ご依頼いただきました。(M様ありがとうございました)
まず、サドルがきっちり入っておりません。サドル溝の底がU字になっています。

ペグも交換します。ペグの穴も大雑把にあけられています^


サドル溝の中も塗装されていますので、サドル溝を一度さらいます。


溝の幅が大きくなってしまいますので、ローズウッドで埋め木してから切り直します。
埋め木した写真を撮り忘れました・・


埋め木に軽く塗装してから、サドル材をはめ込みます。




弦高を下げますので、元よりも少し低くしました。


ペグ穴を、一度埋めます。マホガニーの丸棒を使用しました。


左右でペグの穴位置がずれていますので、新たに搭載するペグに合わせてあけなおします。

元のねじ穴も隠れるようにします。特に4弦のペグ穴がずれていました。


当て木を当ててからあけます。




糸倉を貫通してしまいますので、ねじを短く削ります。バリをとってテーパーにしました。


セットしました。


弦を張って完成です。

サイズは小さいのですが、このカバキーニョは非常に音量豊かでした。

どうもありがとうございました。


朝倉宏泰

2010年11月11日木曜日

クラシックギタリスト 萩野谷英成氏

今日は、クアトロパロスの萩野谷英成 先生が、ギターの修理でいらっしゃいました。

タンゴアンスカイ・・すばらしい演奏でした。

ありがとうございました。


萩野谷英成 氏 ホームページ






・12月2日(木)町田・ストリートライブ

 @町田仲見世商店街

・12月5日(日) オーディション入賞者及びGFP会員コンサート
 @杉並公会堂小ホール
・12月12日(日)ボッサ 声と音の会

 @谷中ボッサ

2010年11月10日水曜日

ギター (カーボン&バルサ、ラティスブレーシング)

ブリッジ部分の塗装を剥がしてから、脱脂後、接着します。


滞りなく接着が終わりました。




朝倉宏泰



2010年11月7日日曜日

ギター (カーボン&バルサ、ラティスブレーシング)

ココボロローズのギター、つや消しを塗りました。

裏板、ココボロローズ


軽量なブリッジ、


ヘッド



よろしくお願いいたします。


朝倉宏泰


2010年11月4日木曜日

アランフェス NO 706 修理

アランフェス(松岡製)お預かりしました。(T様 ありがとうございました)
ケースを開けたらブリッジが剥がれていたそうです。

6弦側のヘッドスロットからナット辺りまで折れております。


表側にも割れがきています。


接着剤を奥まで入れて 軽くクランプします。


ブリッジの裏側と、表板をきれいにします。


接着前に良くエタノールで拭いておきます。


マスキングし、傷をつけてから接着します。

・・・

フレットがくすんでいましたので、磨きます。13フレットから先が磨いたフレットです。



ぴかぴか

弦を張って、割れが開いてこないか確かめます。 LISAストリングス




修理ご依頼ありがとうございました。


朝倉宏泰

2010年11月3日水曜日

俣野勝ギター 1967年製 修理2

ネックブロック部分の接着剤の痕を取り除きます。発泡性の接着剤でしょうか。

きれいにした後、接着します。


見づらいですが裏板のブレーシングはずれ、ターンバックルでしめて、表側からもクランプします。


表板ブレーシングはずれ、高音側


低音側


真ん中のブレーシングは外れてしまいました・・・




向きを間違えないようにします。


元の場所へ接着しました。


こういった接着は非常に難しいです。


ペグはAria  Der Jungです。シャーラーに酷似していますが、パイプ径や裏から見た構造

、プレート断面、彫刻の仕上げ方などが違います。

サドル溝を掘りなおしました。


無漂白の牛骨です。





ぴったりはまっています。

修理ご依頼どうもありがとうございました。


朝倉宏泰