2017年12月10日日曜日

アラウージョ カヴァキーニョ修理

 アラウージョカヴァキーニョをお預かりいたしました!(T様どうもありがとうございました!!)
 ペグは調子が悪いので交換いたします。ナットとペグ間で弦が当たっているところを削ります。
 ブリッジ、2,3弦の間に隙間があるのがわかります。一度はがしてから接着しなおします。
 サドルは、溝に対して緩いので交換いたします。

 フレットは、弦の後がついてしまっているので、弦との接点を元に戻すためにすり合わせます。
 こんな感じで完成です。
 ナット~ペグ間削りました。
 ブリッジをはがす前にコンタクトピックアップを外しておきます。へらを入れて外すのですが、ランアウト方向をよく確認して、へらの先端を曲げてから外します。
 外れました。残った両面テープはベンジンで拭いておきます。
 ブリッジをはがしました。写真は、整地しているところだと思います。歪んだ表板の接着面と合うように何度もすり合わせます。
 これは、ボディ内部に当てる当て木です。この後ブレーシングをまたぐ溝を掘りました。
必要であればアールも付けます。
接着完了です。
コンタクトピックアップを戻すために両面テープを切りました。
奇麗に拭いてからテープを貼り・・
 元の位置に戻します。
 こちらはペグ交換です。手前がついていたもの・・ カヴァキーニョの場合は、たいてい軸を短くする加工が必要ですので、ギター用のペグが取り付けられるかどうかは現物を見てからとなります。
 シャートラーは木製のつまみですので、湿度の変化等で穴が広がって空転を防ぐために、カーボンピンを打ち込んでいます。 
 取り付けできました!印象がガラッと変わります!
 ピックアップのコードが少し長いので、ブレーシングに当たらないようにクリップで止めておきます。
 サドル交換前に溝がきちんとできているか確かめます。あまりに荒いようですと一度埋めてから掘り直しになりますが、今回は、隅を少し修正するだけで大丈夫でした。


 サドル交換後、弦を張って完成です!! 修理のご依頼をいただき誠にありがとうございました!!  朝倉宏泰



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