http://asakurakobo.blogspot.jp/2012/11/jose-ramirez-1a-1.html こちらの修理の続きです。
ブリッジ周りの塗装が取れてしまっているところを補修しています。
次はブリッジの接着ですが、歪みがあり、すわりが非常に悪いので、チョークやカーボン紙を使って合わせます。最初はブリッジに少ししかチョークが付いておりません・・・
何度か繰り返すうちにブリッジにチョークが付く面積が増えてきます。
置くだけで吸い付くようになれば良いと思います。
接着の準備をして・・
肝心な接着中の写真を撮り忘れました。
表割れです。当て木をするのに位置を確認しているところです。
強力なマグネットで接着中です。
このようになりました。
次はフレットを綺麗にします。右側半分が磨いたところです。
際の緑青と汚れも綺麗に取り除きます。
綺麗になりました。
溝が深くなりすぎていた、ナットも交換します。ナットとペグ間でヘッドに弦が食い込んでいます。
ここも少し削ります。
ナットはオイル浸けのヴィンテージボーンです。
溝にぴったり合わせます。クラシックギターのナットは、はめ込むだけです。
溝を切ります・・・
あとは成型して、磨いて完成です。
糸倉の弦が食い込んでいた部分を削ります。
ここは筆で少し色をつけて完成です。
続きます。
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