2010年11月3日水曜日

俣野勝ギター 1967年製 修理2

ネックブロック部分の接着剤の痕を取り除きます。発泡性の接着剤でしょうか。

きれいにした後、接着します。


見づらいですが裏板のブレーシングはずれ、ターンバックルでしめて、表側からもクランプします。


表板ブレーシングはずれ、高音側


低音側


真ん中のブレーシングは外れてしまいました・・・




向きを間違えないようにします。


元の場所へ接着しました。


こういった接着は非常に難しいです。


ペグはAria  Der Jungです。シャーラーに酷似していますが、パイプ径や裏から見た構造

、プレート断面、彫刻の仕上げ方などが違います。

サドル溝を掘りなおしました。


無漂白の牛骨です。





ぴったりはまっています。

修理ご依頼どうもありがとうございました。


朝倉宏泰

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