http://asakurakobo.blogspot.jp/2015/06/part1.html ←こちらの続きです。
ネックとボディの段差部分に、セドルを接着し、削ったところです。
口輪の上部も気になるところではありますが、あえて埋めません。きっちりしすぎは良くないです。
これでジョイント部分の段差はなくなりました。
指板の裏側と、位置、接着面もきちんと合わせて接着します。
このカヴァキーニョは少しネックが起きている状態で付いているので、ローポジション側を少し薄く削り、弦高が低くなるように調整しました。
軽い楽器にフレットをきつく打ち込むのは難しいです。打ち込みます、プレスはしません。
弦が食い込んでしまっていた、糸倉を削っておきます。
こちらはブリッジです。少しはがれのきっかけがありましたが、合板でしたので、突き板が取れてしまっていました。ここは、はがれた突き板を出来るだけ表板に戻して、ブリッジの形状に合わせて接着しなおしましたが、写真を撮るの忘れていました・・
置くだけでぴったり合うように接着面を調整して接着し、乾燥後、オクターブ、弦高の確認をしています。
あらたに弦長補正したサドルを製作しました。
ブリッジ裏の状態をお客様に写真で確認して頂きましたところ、状況からテールピースを取り付けてはどうかと提案いただきました。取り寄せたものが、金色の可愛いテールピースです。
マスキングテープが貼ってありますが、これはエンドブロックの幅です。ネジ穴の幅が合わないので
あけなおします。
仮止めしたところ・・
ネジ穴を開けなおして、セットアップして完成です。
テールピースの雰囲気が楽器に良く合っています。 修理のご依頼誠にありがとうございました。
朝倉宏泰
2015年7月26日日曜日
2015年6月18日木曜日
デルベッキオ カヴァキーニョ ブリッジ剥がれ、指板交換、オクターブ調整、修理 Part.1
デルベッキオをお預かりしました。(K様、どうもありがとうございました!)
ブリッジの剥がれ・・
糸倉の端に弦が食い込んでいて、チューニングも安定しません。ここは削ります。
フレットもかなり減っています。
オクターブも合わないということで、持込いただいたときに簡単にスケールを確認したところ、0~12フレットで167.5ミリ。12フレット~サドルまでが166でしたので、サドルを後退させれば直りそうだなと思っておりました。 ブリッジ剥がれの修理と同時に、ブリッジ自体を移動させ、さらにサドル溝も後退させて・・・など考えておりました。
ブリッジに仮のサドルをはめて、オクターブが合ったところで1フレットずつ音を出してチューナーで確認していたら、音がまったく合いません・・・ おかしいなと思って指板を良く確認したら、フレットの間隔が良くありませんでした。
ところどころこの状態・・・ それほど珍しいことではありません。過去にもジャニーニのギターやギブソンのL-0などでもありました。 そこで、ブリッジの位置は移動させずに、スケールが1.5ミリ短くなるような指板を作りました。そうすればブリッジの移動なしに、弦長補正もできます。 また、少しボディ側に入っていた12フレットの位置もちょうどネックジョイント部にくるようになりました。
12フレット部、マスキングテープは、新しい指板の12フレット位置を書き込んであります。
お客様に、材料を確認いただきまして、パーフェロー(サントスローズ、モラド等)だとわかりましたので、同じ材料を使用します。 材料から切り出し、厚みも決めて指板の溝を切りました。
元の指板は、削り取ってしまいました。
最初は、少しだけ指板を削り取って、薄い指板を上から接着しようと思ったのですが、ネックジョイント部に段差がありました(接着剤で埋まっていた)ので、気になるここをネック材で埋めます。
ネック用材セドルの端材を切り出します。
均したところに接着しました。
続きはこちらです→http://asakurakobo.blogspot.jp/2015/07/part2.html
朝倉宏泰
ブリッジの剥がれ・・
糸倉の端に弦が食い込んでいて、チューニングも安定しません。ここは削ります。
フレットもかなり減っています。
オクターブも合わないということで、持込いただいたときに簡単にスケールを確認したところ、0~12フレットで167.5ミリ。12フレット~サドルまでが166でしたので、サドルを後退させれば直りそうだなと思っておりました。 ブリッジ剥がれの修理と同時に、ブリッジ自体を移動させ、さらにサドル溝も後退させて・・・など考えておりました。
ブリッジに仮のサドルをはめて、オクターブが合ったところで1フレットずつ音を出してチューナーで確認していたら、音がまったく合いません・・・ おかしいなと思って指板を良く確認したら、フレットの間隔が良くありませんでした。
ところどころこの状態・・・ それほど珍しいことではありません。過去にもジャニーニのギターやギブソンのL-0などでもありました。 そこで、ブリッジの位置は移動させずに、スケールが1.5ミリ短くなるような指板を作りました。そうすればブリッジの移動なしに、弦長補正もできます。 また、少しボディ側に入っていた12フレットの位置もちょうどネックジョイント部にくるようになりました。
12フレット部、マスキングテープは、新しい指板の12フレット位置を書き込んであります。
お客様に、材料を確認いただきまして、パーフェロー(サントスローズ、モラド等)だとわかりましたので、同じ材料を使用します。 材料から切り出し、厚みも決めて指板の溝を切りました。
元の指板は、削り取ってしまいました。
最初は、少しだけ指板を削り取って、薄い指板を上から接着しようと思ったのですが、ネックジョイント部に段差がありました(接着剤で埋まっていた)ので、気になるここをネック材で埋めます。
ネック用材セドルの端材を切り出します。
均したところに接着しました。
続きはこちらです→http://asakurakobo.blogspot.jp/2015/07/part2.html
朝倉宏泰
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