http://asakurakobo.blogspot.jp/2014/03/part1.html ←の続きです。 ペグも交換します。
35ミリ間隔のペグに交換しますので、1度穴を埋めて空けなおします。穴にあわせてプラグを切り出しました。
接着後、軽く筆で塗装します。
中心を出してあけなおすのですが、ヘッドの形、飾りの位置が大雑把ですので、どこにセンターを持って来るか、慎重に決めます。
穴を空けてペグをセットしたところ・・・
ブリッジの位置が後ろ過ぎて、オクターブが合わないということで、このようなL字のサドルを製作しました。 ですが、ブリッジの剥がれで、後ろが浮き前傾になると、弦との接点が変わり(サドルの磨耗も入れて)ビビリが出てきたりしたので、何度も足を運んで頂き、相談の結果、ブリッジの位置を変更することにしました。
このカヴァキーニョは、過去にブリッジも外して、リフィニッシュされているものでした。剥がしたらこの状態です・・・・
ブリッジ下の当て木を作りました。
ずらす分は、塗装してしておきます。
過去の修理での捲れも補修しておき、ブリッジを接着します。
サドルも作り直して、オクターブ調整も良いと思って確認していたら・・・・
今度は、ローポジションでの音程がいまひとつですので、0フレットの位置を少しだけずらします。
一度溝を埋めて、切りなおすのですが、これが非常に難しいです。
改めて、サドルを作り直して完成です。
だいどうじ様のブログ カヴァキーニョ弾きの話
http://daidoji.at.webry.info/
修理のご依頼ありがとうございました!
朝倉宏泰
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