2016年7月23日土曜日

広瀬達彦ギター 修理

 広瀬ギターをお預かりしました。(H様どうもありがとうございました。)
全体の写真を1枚も撮っていませんでした・・   こちらは表板の割れです。
少し段になっています。
 低音側、割れ。
 高音側は、指板のすぐ際です。
 割れ止めを切り出して、割れ接着後に貼って行きます。
 見づらいですが、高音側。
 低音側の割れ止め。
 段差がついているところは、当て木を1枚ずつしっかりクランプして平らにしていきます。
いつも書きますが、接着剤ですべるので綺麗に貼るのは非常に難しいです。
 4枚接着しました。何とか綺麗に並べて接着できました。
 光を当てるとわかりますが・・
 平らになりましたので、ほとんど目立ちません。
 こちらは裏板のブレーシング剥がれです。
 内側と外から軽く抑えて接着していきます。
 裏板の割れも接着してから割れ止めを貼ります。
こちらは強力なマグネットで接着しました。
後はフレットなど綺麗にして完成です! 修理のご依頼をいたいただき誠にありがとうございました!   何本か見ましたが、広瀬ギターはどれも良い音していました。

次回は、ラミレスの修理を予定しております。

右下のラベルから、ブログの記事を検索すると、出てこない記事がたくさんあります。
原因はわかりませんが、今度整理して検索できるようにしたいと思います。

よろしくお願いいたします。

朝倉宏泰

0 件のコメント: