表面板に穴が開いてしまっています。スモールマンは構造をご存知の方ならわかると思いますが、フレームがありますので、ボディエンドまで手が入りません。どのように修理するかしばらく悩みました・・・
ペグは錆びていて、2、3弦のつまみが空回り寸前でしたのでシャーラーへ交換いたします。
フレットは減っていましたが、交換するほどではありませんでしたので、緑青を取り除きます。
後ろから見たところ、幸い破片は残っております。
少しずつ戻していきます。
ある程度まで戻して、Stewmacで販売されているワイヤーで引っ張り上げる冶具で戻そうとしたのですが、フレームがすぐ下にあり、当て木を押さえるパーツが当たってしまうので、使えません・・ 結局、S字に曲げた木材の先にマグネットを接着して、クランプすることにしました。
リハーサルしてから接着しました。割れてから時間が経っていて、ピッタリ元には戻りませんでした。
薄く木がなくなっているところは、埋めました。軽く塗装しています。
部分塗装で仕上げたところ。あまり目立たなくなりました。
ナット、6弦の下に隙間がありましたので、ナットを外してみました。
薄板が6弦の下だけなくなっていましたので、薄板を入れ替えて、全体を上げナット溝を掘りなおしました。
こちらはサイドドットです。穴をあけました。
ステージが暗転しても使えるものということで、ルミンレイを選択いたしました。
ペグはシャーラー、グランドチューナーで、オールブラックです!
フレット、指板も奇麗にして完成です!!
0 件のコメント:
コメントを投稿