ヒールが浮いているということでしたので、最初はダブテイルジョイントのゆるみだと思いました・・・
早速ギターを送って頂いて、ヒールが浮くようにして見てみるとこのようになっています・・・
まずは、ボディ上にある指板を剥がしました。
剥がして状態で、ネックを前に倒すとダボが見えてきました。接着剤が柔らかいゴムのようなものでしたし、この隙間の多さから簡単に抜けると思いましたが、実際には、何日もかけて抜いていきました。
ネックが抜けました。ヒールの下と指板の下表面板、どちらも塗装がそのままでした。これでは剥がれます。
ダボジョイント・・・別にダボジョイントが悪いというわけではありません。
接着剤を綺麗にしてから、あらためて嵌めてみると・・・隙間だらけで全く合っていません・・仕込み角度の変更と、ヒールが密着するようにヒール下を削ることになります。
まずはダボを抜いて、角度をあわせるように削ります。
ボディ側は傷が付かないようにマスキングします。
Part2はこちらです!→ http://asakurakobo.blogspot.jp/2017/03/rheinbach-part2.html
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朝倉宏泰
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