2019年7月5日金曜日

KLEITON AMARAL カヴァキーニョ 指板交換等 Part.1



 KLEITON  AMARALのカヴァキーニョをお預かりしました!(H様どうもありがとうございました!!)
              裏板のハカランダの割れ痕です。


      こちらはバインディングの接着がうまくいっていないところ・・
裏板割れと裏板センターの接ぎ止め共々割れが入っていたり、さらにライニングがなくなっている(最初から抜けていた!?)ところや表板のブレーシングはがれなどもありましたので、作業性など考えて裏板を一度外してすべて修理します。
 症状は、音程が合わないということでした。まずはスケールを測りますが、パッと見た時点でこれでは音が合わないのが良くわかりました^^;
              指板を交換することにしました。
                  指板サイド
           簡易にスケールを当ててみると・・
           このような感じです。
 ブリッジの位置はずらさないで、オクターブも合うようにスケールを合わせます。
 サドル溝の下に注目してください。U字に空いていて、サドルが接地しておりません。

 サドル溝を一度埋めて掘り直します。 まずは、楽器の状態確認の投稿でした。
次のPart2に続きます!! 


0 件のコメント: